多汗症や、手のひらの汗の軽減のお悩みのご相談なら渋谷にある山本英博クリニック

よくあるご質問FAQ

ご質問一覧FAQ

当院によく寄せられるご質問にお答えします。

Q多汗症教室(説明会)とは?

A.多汗症についての詳しい話、治療について手術以外の治療方法や、手術治療と、その副作用についての詳しい話などを、複数の方たちで一緒に聞いて頂きます。
多汗症教室の後、それぞれの方に個別の診察を皆様に行ないます。
診察の順番は、予約の順番になります。

Q多汗症教室(説明会)は必ず行かなければだめですか?

A.必ず、参加してください。
多汗症についての詳しい知識、手術以外の治療方法、手術治療と、その副作用についての詳しい知識を持って頂いて、治療に進んで頂く必要があります。

Q治療費は、いくらですか?

A.【紹介受診重点医療機関(東京都保健医療局ひまわり)】
初診料  860円
再診 370円 / 手術 11万5,000円
血液検査をすると、3700円程度になります。
手術時、11万5000円程度になります。薬剤の使用量により、個人差があります。
限度額認定証をお持ちになれば窓口の支払額が少なくなります。

Q保険診療ですか?

A.保険診療です。
高額医療費の還付制度を利用することができます。
その他、行政の行っているひとり親制度・小児医療の無料制度などが利用できます。

Q診察日は予約が必要ですか?

A.完全予約制です。必ず、診察の予約を電話でおとりください。
診察日の予定、手術の予定のページをご覧ください。

Q家が遠方な場合どうすればよいですか?

A.患者様の汗の状態、これまでの治療経過によりますが、初診の後、翌日手術の対応もいたします。
あらかじめ、電話でご相談下さい。

Q手術以外の治療はないのですか?

A.塗り薬(塩化アルミニウム)、電気治療(イオントフォレーシス)などの方法があります。
手術以外の治療方法のページをご覧下さい。

Q塩化アルミニウムは、どこで手に入りますか?

A.医師の処方箋がなくても、購入出来るお薬です。
お近くの薬局で、塩化アルミニウム・オドレミン液、テノール液とお伝え下さい。
当クリニックで取り扱いしています。

Qイオントフォレーシスは、どこで手に入りますか?

A.当クリニックでの、販売はしておりません。

Q子供が多汗症なのですが、いつごろ手術の適応になりますか?

A.8歳の患者さまの治療経験があります。
当クリニックでは、まず、患者さん自身に病識があり、治療を望んでいることが重要です。
治療や、副作用について理解していることも必要です。
身体的には、身長140cm以上、体重40kg以上あれば手術のリスクは少なくなります。

Q手術はどのようにして行うのですか?

A.わきの下から、2.5ミリ程度皮膚切開を行い、直径2ミリの内視鏡と、スコープガイドと呼ばれる手術器具を用いて手術をおこないます。
手術時間は、これまでの12600例を平均すると25分です。
手術中に解剖学的奇形や肺の病変などが見出された場合は状態に応じて長くなることがあります。

Q手術は全身麻酔ですか?

A.全身麻酔で行います。
そのため、禁煙など準備をしていただく必要があります。

病気の既往や治療中の疾患がある場合など、薬剤の管理、変更が必要な場合がありますので診察時お伝え下さい。
特に、ピル・ホルモン製剤・抗凝固剤の使用は問題になる場合がありますので、必ず申し出てください。

Qお会計にカードは利用できますか?

A.カードは利用できません。
現金のみの会計です。

Q手術の後、通院しないとだめですか?

A.創部の消毒などがないので、通院の必要は特にありません。
術後状態の相談は、いつでもお受けします。ご連絡下さい。

Qどうして、片側だけの手術なのですか?

A.片側をまず手術して、体の汗の状態を良く見ていただきたいからです。
両方の手術を行うと、反射性発汗を強く感じることがあり問題となります。片方の手術を行うだけで、反対側の手・脇・顔の汗が少なくなることがあり、反対側を手術する必要がなくなる方があります。

Q反射性発汗(代償性発汗)て、何ですか?

A.ETSの副作用で、手術後体の発汗量が多くなる現象です。
反射性発汗(代償性発汗)のページを良くお読みください。

Qホルネル症候群って、何ですか?

A.交感神経の切除の部位が不適切(T1)だった時に見られる合併症です。
瞼が垂れ下がってしまいます。
当クリニックでは、手術中にレントゲン撮影を行い、部位の確認を行っています。
当クリニックでの、ホルネル症候群の発症事例はありません。

Q手術の時は、どのような準備をすればいいですか?

A.必ず、健康保険証をお持ちください。
パジャマはこちらでご用意しています。コンタクトをされている方は、脱着の用意など。
治療の流れのページをごらん下さい。
手術代金のカードの取り扱いはありません。

愛煙家の方は禁煙が2週間以上必要です。

ピル・ホルモン製剤を服用の女性は、1か月状の休薬が必要です。

マニュキュア・ネイルなどはなさらないでください。

Q手術の当日は、どれぐらい時間がかかりますか?

A.当日の状況によりますが、来院時刻から平均5~6時間程度が目安です。
状況により遅くなる場合があります。
当日は、ゆとりを持ってお時間を予定してください。
受付のあと、準備を2時間程度おこないます。その後手術に進みます。
手術室の時間は60分程度です。
手術が終わってから、2時間程度でお帰りいただけます。

Q家族の同意は要りますか?

A.未成年の方は、必ず必要です。多汗症教室(説明会)にご参加ください。
成人されている方も、手術を受ける際には、ご家族の方にお話されている事が望ましいでしょう。

Q手術の当日は、付き添いは必要ですか?

A.必要ありません。ご家族で相談していただいて、お迎えに来ていただければより良いでしょう。

Q手術の時に、生理になりそうなのですが、大丈夫ですか?

A.大丈夫です。検尿があるので、当日スタッフに教えてください。

Q手術した方の手が温かいのは、いつまで続きますか?

A.術後2週間位は、温度差がありますが、3ヶ月程度経過すれば徐々に差はなくなってきます。

Qどのぐらいすると、反対側の手術をしてもらえますか?

A.夏を経験して、汗の状態を十分に観察していただいて後になります。
1年~夏場を経験して、かならず期間(少なくとも6ヶ月)をあけてください。